催眠とクリティカルファクター

催眠とクリティカルファクターについてこちらの図で説明していきます。

山の上の方にある点線が

潜在意識と顕在意識の間にある膜

クリティカルファクターと呼ばれるものです。

8才〜9才頃（〜12才といわれることもあります。）にできるのだそうです。

それではなぜ、クリティカルファクターが存在するのか。

クリティカルファクターは

本人のこれまでの体験と感情をもとにつくりあげられた

自己防衛のための膜です。

外からの刺激を瞬時に選別し、

入れていいと判断したものは潜在意識へと送り込まれ、

反対に受け入れられない情報ははねのけることができます。

（クリティカルファクターが出来上がる前のこどもが

目にする・耳にする・経験するものの重要性は計り知れませんね！）

催眠状態とは、

このクリティカルファクターの消えた状態のことを言います。

顕在意識と潜在意識が統合された状態です。

統合されている状態ということは顕在意識もあるため、

催眠状態にあっても常に冷静さを持っています。

顕在意識があるため、貴女のしたくないことはできません。

すべての催眠は自己催眠です。